【近未来】ラーメンもこぼさず飛べる「次世代ドローン」の正体
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アップの動画を観ると,フライトコントローラはDJIのNAZA N3で,それと独立したセンサ基板でジンバルモータ(ピッチ軸とロール軸)をフィードバック制御している.ヨーはない.疑問に思うのは,長い時間たつとセンサバイアスとそのドリフトで徐々に角度を水平に保てなくなっていくことはないのであろうか.
あと,仮に機体がピッチアップすると,ジンバルはピッチダウンの方向に回転させることになるが,そのアンチトルクは機体をピッチアップする方向に作用する.つまりジンバルが動作すると姿勢安定性が悪くなる方に働く.その影響はどの程度なのか.場合によっては機体の姿勢制御とジンバル制御が連成して不安定になることはないのだろうか.
思い付きだが,ジンバルを逆に使って,プロペラ回転数制御に寄らない姿勢制御ができそう.これは面白い!いろいろな可能性を秘めている。仲間うちで「倒産取材もそのうちドローンが主流になったりして」と冗談を言い合うことがあるが、われわれ倒産記者もうかうかしてられませんね(笑)。もっと足を使った取材をしなければ!
数々のピッチコンテストでの受賞を誇り、ベンチャー企業として初めて「CEATEC AWARD」で経済産業大臣賞を受賞したエアロネクストを取材しました。代表の田路さんの前職は、誰もが一度は使ったことがある「テレビの電子番組表」を日本に広めた会社の社長です。
エアロネクストは世界最大のドローン市場と言われる中国への進出を進めており、つい先日、清華大学と深セン市政府が共同設立したLeaguer Groupとの提携を発表し、世界展開への足がかりとしています。
私自身も目の前でドローンが落ちる現場を目の当たりにしたことがありますが、この技術がドローンの弱点である風をどのように克服し、広がりを見せていくのか楽しみです。