「デジタルはあくまでツール」 アコムの木下副社長は経営者の存在意義を問い直す
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アコム木下副社長の発言には、金融サービスのトップというよりメガテック企業のトップのような顧客主義が感じられます。自社の都合から入る「トランザクションジャーニー」ではなく、顧客が求めていることから入る「カスタマージャーニー」志向であることが発言から見えてきます。「当社の事業において、お客さまが求めているものは5つのSで表わすことができます。それは、「Speed(即時性)、Simple(利便性)、Secret(秘匿性)、Safety(安心感)、Self service(自己操作性)」の5つです。」リーダーシップ×フォローワーシップ、リーダーシップ×マネジメント、トップダウンリーダーシップ×ボトムアップリーダーシップに優れた経営者。常にWhyを問いかける、意義を問いかける、大義を問いかける経営者。鉢嶺社長との対談でもお話したようにデジタルシフトは手段であって目的はまさに顧客価値を高め、顧客と長期的で友好な関係性を構築、そしてそのために企業DNAをスタートアップ企業のように迅速性や適応性の高いものに刷新していくことなどにあるのだと思います。アコムが切り開く金融サービスの未来に期待しています。
whyが一番大切。
経営でもマーケティングでも人生でも、すべてに共通すると思います。イギリス人のサイモンシネック氏がゴールデンサークルという話をしていますが、それを思い出しました。why→how→what。ストーリーが大切。
以下、引用。
私の場合、子供の頃から好奇心が旺盛であったと母から聞いています。でも、「What」を知りたいというより「Why」を知りたいのです。「なんでこうなってるの?」「なんであの人は、ここに並んでいる商品の中で、これを選んだんだろう?」などを知るのが大好きです。これは嬉しかったでしょう。15人のコストは素晴らしい投資になりました
"同行メンバーが移動のバスの中でもずっと議論しているのを見て、「15人も連れて行きたかった理由はこれだな」とわかりました"