【独自】ビジネスパーソンに人気の「暗闇ボクシングジム」の秘密

2019/6/28
フィットネス業界は、ドラスティックだ。
パーソナルジム、ホットヨガ、エアロビクス…。スポーツジム同士のユーザー争奪戦は激しさを増し、世の中のニーズに合わせて新しいジムが生まれては、すぐに消えていく。
そんな中、異彩を放つフィットネスジムがある。暗闇ボクシングスタジオの「b-monster」だ。
b-monsterの雰囲気は、従来のスポーツジムとはほど遠い。少し重たいスタジオの扉を開けると、明かりを落とした室内に煌々とスポットライトが差し込んでいる。
また、室内には爆音のEDM(エレクトリック・ダンス・ミュージック)が響き渡る。ユーザーは、まるでナイトクラブのような環境で、もくもくとサンドバッグにパンチを打ち込むのだ。
独特なスタイルが人気を呼び、30~40代のビジネスパーソンを中心に、会員数が年々増加。2016年の設立から約3年で、直近の売り上げは22億円(2019年3月期)、会員数は1万2千人を突破した。
流動的なフィットネス業界で、「b-monster」はなぜ人々を引きつけているのか。
NewsPicksは、創業者の1人である塚田眞琴取締役にインタビュー。「b-monster」の特徴を5つのポイントで解説する。