コードネームは「山崎」「響」 過去最大の買収、社長が明かす舞台裏
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面白い記事です。
こういうグローバルな企業同士の買収については、完了した後、CEOのインタビューなどが、アメリカではCNNやCNBCなどで観ることが出来ますが、テレビはいきなり始まるので予備知識がないと、タイムリーにキャッチアップ出来ないです。
武田薬品とシャイアーについては、日本側が仕掛けた買収で、かつCEOが外国人、日本人のCEOからだと聞けないような具体的な(でも海外では当たり前の)統合手続きについて知ることが出来ます。
コードネームは、Confidentialを必要とする案件ではよく使いますが、響とか山崎って、お茶目ですね。相手が外国企業なので逆に日本語にしたのでしょう。日本企業同士だとカタカナ単語や英語が多いです。
この買収は武田が仕掛けたものですが、この規模同士の買収は実質的な立場はが対等であるという前提で、実質的な統合を数年かけて(でもシステマティックに)進めます。
たまたま、懇意にしているアメリカが本社の世界最大規模の金融システムプロバイダーでは、数年おきにこの規模の買収を繰り返していますが、補完関係と規模の経済効果を考えてのことなので、実に慎重に相手をRespectして統合手続きを行っています。もちろん、買収のタイミングでかなりの人材が辞めてきますが、決して後ろ向きで辞めることが無いようにしていますね。この辺りのノウハウは、日本人は文化の違いもあるとは思いますが、中々真似できないなと感じています。武田薬品がシャイアー社買収により、売上ランキング世界第10位へ。
これ、すっごく大きなお話だと思うんですね。
この記事の内容も興味深く拝見しました。
でも、そんな話もつかの間。
製薬業界では昨日さらに大型の買収が発表されました。
米製薬アッヴィ、アイルランドのアラガン買収 6兆円超(日経新聞)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO46571760V20C19A6TJ2000/
アッヴィとアラガンの売上を合計すると485億ドル(約5兆円)
こちらは、世界第4位となる規模の合併です。
製薬会社の買収のお話はケタが大きすぎてついていけません~武田薬品工業のクリストフ・ウェバー社長に聞く連続インタビュー企画。今回はアイルランドの製薬大手シャイアー買収の内幕を聞きました。「事前に漏れたら取りやめる」と決めていた買収交渉、社内の合意をどう取りまとめていったのか。その過程の一端を明かしています。