【シェリル・サンドバーグ】長期的に成功している企業の特徴とは
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このご時世、スタートアップ界隈にはビジョンを軽視する経営者は絶滅危惧種だが、大企業のビジョンは本当につまらない。ワクワクしない。
大企業はビジョンなんてなくとも、その安定性という虚像だけで「歯車」がいくらでも集まる。
スタートアップは、いつ潰れるかもわからない、そもそも成功するかもわからない中で、社員に提供できるものが「夢」しかない。
しかし、蓋を開けてみれば、新価値創造、新事業創造は、スタートアップの方がはるかに成功確率が高い。
その理由は明快。歯車は指示がなければ動けないが、夢は人を自立駆動にかきたてるからだ。
夢に共感した人は、その夢が大きければ大きいほど、ワクワクして動かないといられなくなり、どんな壁にぶち当たっても乗り越えようと努力する。何度も失敗し、何度も試行錯誤を繰り返す。乗り越えるまでのその困難すら楽しむ。
歯車は壁にぶち当たると、大きな失敗を避けるため早々に諦める。自己保身のためにその壁を乗り越えられない理由を説明するために探す。
ビジョンがなければ、そして、それがワクワクするものでなければ、新価値創造、新事業創造は絶対に成功しない。絶対に、だ。
QT:
"リーダーシップで重要なのは、周囲の人が熱心についてきてくれること"
"重要なのは、ミッションを共有すること"
"細かいステップをいちいち説明するのではなく、「私たちはここを目指している。できるだけ早くそれを実現してくれ」と"
"それぞれが自分のやり方で、最速かつ最も効率的な方法で目標に到達しようと努力してほしい"
"ビジョンを示すこと、「私たちが目指すのはここだ」という信念をみんなで共有できることが本当に重要"
"リーダーシップにおいては、ミッションと目標と、自分が大切だと思う価値観を何度も、何度も、何度も繰り返して伝える必要があります"
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"データによると、長期的に最も成功しているのは、レジリエントな会社"
"レジリエントな会社を作れるかどうかは、失敗への対処法によって決まります"
"「どうすれば失敗を受け入れられる会社にできるか」を考えることに、多くの時間を費やしています"
"自分たちの失敗をオープンにすること、フィードバックをオープンに受け入れること、フィードバックをくれた人たちに感謝することが大切"「リーダーシップにおいては、ミッションと目標と、自分が大切だと思う価値観を何度も、何度も、何度も繰り返して伝える必要があります。ミーティングの最初に、「これはFacebookのミッション。これはインスタグラムのミッション。ここれはワッツアップの存在意義だ」といつも確認する」
ミッションと目標を伝えるリーダーは多いですが、「自分が大切だと思う価値観」というのが説得力を加え、従業員にささるのだと思います。失敗のシェアとフィードバックへの感謝。これだけでも徹底すれば社風は全く別のものになり驚くほど生産性が上がるかもしれない。「そんなことうちでもやっているよ」と思う社長は徹底力が足りないのかもしれません