日立、攻めの投資 資本効率を重視
日本経済新聞
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注目のコメント
確かにこの通りですが、全体で見てもあまり意味はありません。日立は社会産業インフラセグメントの投下資本が圧倒的に大きく、しかも営業利益率が低いため、このセグメントのROICはWACCを下回っています。各事業を行う国や事業のボラティリティも加味した上で、コア、ノンコアを見極め、勝ち目のない事業は、まだ利益がプラスのうちに、売却して投下資本を回収し、勝てる事業に再投資することが大事です。ただしインフラ事業は国策なども絡み、撤退障壁が高いのが難儀ですが。
引用
だが、利益水準や利益率だけを見ていたのでは世界のライバルと戦えない。「これからは資本コストも重視する」(東原社長)。そこで導入したのがROIC(投下資本利益率)だ。税引き利益を株主資本と有利子負債の合計額で割った指標で、どれだけ効率的に資金を使っているかを示す。投資家などの期待リターンである加重平均資本コスト(WACC)を上回らなければ持続的に価値を創造できない。