イランとの取引検討「時期尚早」、安倍氏の訪問に感謝=米大統領
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一方、イランのハメネイ最高指導者も、ツイッターで安倍首相の訪問を以下のように評価しています。
https://twitter.com/khamenei_ir
「安倍首相、あなたの善意と真剣さは疑いようがない。しかし、あなたが米国大統領から言付かってきたことについては、トランプがメッセージを交わすに値する相手であるとは考えられない。私はトランプへの回答を託さないし、今後も返答はしない」
「イラン・イスラーム共和国は、米国との核合意についての交渉を通して苦い経験をしてきた。このようなことは繰り返されてはならない。自由で賢明な国家は、圧力の下での交渉に応じたりしない。」
(核合意から一方的に離脱したのは米国であり、イランは合意を遵守していた、ということです。米国が戦争をちらつかせても、イランは屈して交渉に応じることはない、ということです)
「あなた(安倍首相)は、米国人たちが、常に自分たちの考え方と信念を他国に押しつけようとしてきたという事実を知っておいた方がいい、」
「日本がイランとの関係を拡大したいということについては歓迎する。そのためには、他のいくつかの国がそうしているように、確固たる決定を示すべきだ」
(ロシアや中国、トルコがしているように、米国の経済制裁を破ってでも、イランから原油を買えということです。)
こういったことを言われて、日本の首相がその場で当意即妙の返答をしたり、ましてや相手の考え方を改めるような会話ができるとはちょっと思えません。ポンペオ米国務長官が、13日、記者会見でイラン沖のホルムズ海峡付近で起きた日本などのタンカー2隻への攻撃について「イランに責任がある」と非難し、安倍晋三首相のテヘラン訪問中に起きた点に触れ「日本を侮辱した」と語ったという話。このポンペオ長官の発言が本質を衝いているのではないか。