【元外交員が解説】生命保険の加入を検討したほうがいい人って、どんな人?
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ここのいくつかの事例は、比較的新しい視点による検討例ですね。
僕も自営業を持っていますが、ローンには「団体信用生命保険」がついていますので、万一のことがあったら生命保険が効いて債務の整理ができ、事業のほうは資産売却によって清算すれば残された人にお金を分配できそうです。団信の保険料はローンの金利の中に含まれていますので、事業の「経費」にできています。
それと、僕がいま個人的に検討しているのは「生命保険信託」です。
うちは1人親ではないのですが、子どもが障害を持っており、親がいなくなった時のことを考えておかなけれはなりません。生命保険信託は、プルデンシャル生命やソニー生命が三井住友信託銀行と提携して提供していたり、みずほ信託銀行が第一生命と提携して出しています。
https://www.shintaku-kyokai.or.jp/products/individual/assetsuccession/life_insurance.html
例えば第一生命とみずほ信託銀行による「想いの定期便」という商品は、障害を持つ子どものために生命保険を活用して何ができるか、パンフレットを見るとイメージがつくと思います。(ひょっとしたら、最近クローズアップされている8050問題のような、引きこもっている子どもさん向けにも何かできる道があるかもしれませんね。)
しかし、こうした「生命保険信託」というしくみは、一般の外交員の人でも知らない人がほとんどで、信託銀行の窓口に行っても説明されることはありません。事実上、専用のフリーダイヤルでFPに問い合わせる等でしか、なかなかたどり着けない特殊なものです。お子さまが障害を持っているお父様お母さまは、特別児童扶養手当等を財源として検討してみてはいかがでしょうか。
よく似た生命保険として「心身障害者扶養者生命保険」という団体保険の制度もあるのですが、これも超マイナーな保険商品で、生命保険会社で団体保険を取り扱っている人ですら知っている人は少ないと思います。