美容大国が生んだ肌診断デバイス AI活用で「使うほどに賢く」
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韓国ではK-Beautyの勢いがすごくて、今「ビューティーテック」の分野にも力を入れています。もちろんまだまだこれからって感じはしますけど、人それぞれの肌や生活リズムに合わせたビューティーをテクノロジーで提案することは主流になると思います。自分の携帯カメラで肌診断ができる時代もそんな遠くない気がします。
”LUMINIはAIを活用しているので、多くの人がこのデバイスを使って肌診断のデータが蓄積されていくほど、より詳細な分析ができるようになります”
このデータをどのようにして集めいくのか、そして信憑性の高いデータを集められるかがポイントになりそうですね。
レコメンドされた化粧品をどのような頻度、シーンで、どれくらいの期間使い続けた結果、どのような肌状態になったか等を取得していく必要があると思いますが、頻度やシーンのデータは消費者に聞くことになるでしょうからノイズが入りそうだなぁと。
”現在、LUMINIの価格は約40万円。Scarlettは「BtoB事業がメイン」と言い、主な取引先は化粧品メーカーやクリニックだという。具体的には、化粧品メーカーの百貨店売り場にLUMINIを置き、その場で肌の状態を診断し、そのメーカーの商品の中からお客様の肌に合うものを提案するといったような使われ方をされているそう。”
デバイスで読み込んだデータを元にレコメンドすることで、人による判断がブレにくくなるので、経験が少ないスタッフなどにも使いやすそうですね。
一方で、消費者は何故これがレコメンドされたのか気になると思うので、結局のところは説明できるスキルが求められてきそうな気もしました。「健康」「美」といった何物にも代替されない人間に直接かかわる要素に注目が集まっています。
特に美容について感じる事は、デジタル化がこれだけ進み、face to faceのコミュニケーション頻度が必ずしも増えていない(たぶん減っている)のに、美しくありたいと願う気持ち(市場)は強まっている(拡大している)ことです。
近年は男性の「美」も追及される傾向があるようなので、本当に興味深い。