5月末マネタリーベースは511.8兆円、3カ月ぶりに減少=日銀
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季節調整値でみれば3か月ぶりの増加かつ増加率は2017年8月来の伸びとなってますね。
ただ、前年からの増加幅は今年3月から20兆円を割っており、80兆円からは程遠いですが。日銀のホームページ見ましたが、
マネタリーベースの減少分(-27,000億円)
≒
日銀券発行高減少分(-45,000億円)
+
準備預金(+20,000億円)
となってますね。
日銀券発行高の減少分だけ当座預金が増加していないということは、民間銀行が余った現金を日銀に返した分の一部、どこかで日銀資産を売却したってことですかね。
日銀BSの総資産のうち何がマネタリーベース減少分の2兆7000億円分減ったか注目です。
日銀のBSを見ると、勘定が10兆円を超えてるものは国債(470兆円)、貸出金(47兆円)、金銭の信託(25兆円)の3つしかありません。
最も減らすのが容易なのは金銭の信託、つまりETFでしょうね。