非伝統的な金融政策、平時の標準手段となるか興味深い論点=黒田日銀総裁
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注目のコメント
今回のカンファレンスではリバーサル・レートの理論化を進めているプリンストンのBrunnermeier教授も参加しているようで副作用論にも配慮しているようです。
「「多くの先進国では、経済活動がはっきりと改善する中にあっても、非常に緩慢な物価の動きが観察されている」とし、「この事実は、インフレ目標に対する信認についての懸念を惹起(じゃっき)するものといえる」と語った。」
生産活動の活発化→物価上昇、の因果関係のメカニズムが働きにくくなっている。
すると、インフレ目標が予想物価上昇率として、インフレ期待を形成して投資を促進するメカニズムが働きにくくなっている、という意か。