52%がプログラミング授業 小学校必修化控え教委調査
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2020年からの小学校での新学習指導要領本実施に向けて、プログラミング(的思考力)の授業の先行実施もかなり進みました。昨年度の調査では「特に取り組みをしていない」教委が56.8%もあったので、驚きましたが、今年は4.5%に急減したとのことで、少し安心しました。
ただ、これからが本番です。本当に子どもたちにとって良い学びになっているかどうかが問われます。プログラミング的思考力という概念を矮小化して捉え、プログラミングの面でも教科目的の面でも、効果的な学びにつながっていない実践も散見されます。
準備段階に限らず、今後も研究活動を続けて、各地域・学校で理想的な学びを追究していただければと思います(これはプログラミング教育に限った話ではないですが)。
詳細記事はこちら。
https://ict-enews.net/2019/05/28mext-9/プログラミングを必修化して一体何がいいのだか分かりません(2)
自分は元SEですが、個人的に反対です。
そもそも「プログラミング言語」の種類によって考え方が大きく異なると思います。
ある意味「言語」であるので、プログラミング作業は「翻訳作業」と言っても良いかもしれません。
英語を習得した人が中国語までできるのか?という話に近い可能性もあります。
自分が作ったプログラムが動作する楽しさは味わえるかもしれませんが、「だから何?」のレベル。
「外国人に外国語が通じたのでうれしい」という楽しさを味わえる体験を必須科目にしよう!という感覚だと思いますが、いまいち理解に苦しみます。
プログラミングは特定のコマンドセットを適切に組み合わせる必要があるわけですが、コマンドの組み合わせは「国語」をしっかり学んで、普段から文章を書く練習をした方が好ましいと思います。
配列変数などを扱うのであれば、線形代数は必須になるでしょう。まずはそちらを習得すべきだと思います。
昔のようにメモリに配慮しながら最低限のコマンドでプログラムしなければならない!という業務もそれ程無くなってきているのではないでしょうから、それ程、特殊技術という傾向も無いでしょう。
むしろ今後「どれくらい楽ちんなプログラミング言語が開発されていくのか?」の方に着目すべきではないでしょうか。
従って、どうしてもプログラム言語を必須にしたいのであれば、新しい日本語プログラミング言語(対話型)を開発すべきではないかと思います。
正しい日本語でやりたいことを書くと、PC側から「君のやりたい事はこれでいいかな?」みたいな感じで聞いてくるやつ。
正しい日本語だと正確に動作するので、正しい日本語も覚えれて良いように思います。