【最強ヘッドハンター】「逃げない」人を見抜く力
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今回は、超一流のヘッドハンターに見初められる、優秀な人材の特徴について語っていただいています。
転職がうまくいく人と、失敗する人の違いとは。今後のキャリア作りにも参考になる話が盛りだくさんです。お話を聴きながら、自分のこれまでのキャリアについても振り返らされました。ときに辛くなるかも知れませんが、自分の足跡を直視しないといけませんね。
注目のコメント
アメリカは履歴書に経歴の詳細を書く風潮があるので、ハーバード時代からよく「実績は数字データにして載せなさい」と言われてました。
例えば大学の学生団体のFinancial Managerをしたのであれば、「チケットのオンライン購入を可能にしてコンサートの売上を前年比20%伸ばした」など。大学時代からこの感覚なので、自然と仕事上でも「どのように仕事の成果をデータ化して残せるか?」という考え方が身についており、かなり合理的です。わかります。経験や実績を「盛ってる」ヒトの話って、面白くないんですよね。事実が無いから。リアルな話は面白い。え、それでそれで?と引き込まれますよね。この辺が上手く聞き出せるかどうかが、プロのテクニックなんでしょうね。候補者を話しながら乗せる、というか。
しかし、子供の頃の話まで遡って聞くヘッドハンターの方ってあんまり居ないと思います。さすがにワタシも経験が無い。でも、確かに。生い立ちはその方のコアコンピテンシーに重要な影響を持ってますよね。恐るべし、渡辺紀子!さん!って感じです。「華々しい実績話より失敗の話が聞けたとき」というのは人を知る本質な気がします。自分の失敗談って、家族や気の知れた友人にしか話せない反面、その人の象徴だったりしますからね。言い換えると、それを引き出す渡辺さんの話術レベルが相当高いのだと推測します。
「自分の会社の常識は他の会社の非常識だと思って改革を受け入れることが、会社の成長に繋がる」というのは日々実感しています。転職者は貴重なダイバーシティなので、転職者の素直な気持ちを尊重することが、既存従業員が忘れてはいけないスタンスなのだと改めて認識できました。