[ワシントン 23日 ロイター] - 米ペンシルベニア州の公益事業委員会は23日、ソフトバンクグループ<9984.T>傘下の米携帯電話大手スプリント<S.N>とTモバイルUS<TMUS.O>の合併を3対2で承認した。
両社の合併を巡っては、米連邦通信委員会(FCC)のパイ委員長が20日、承認を支持する意見を表明した。
合併には、米司法省とカリフォルニア州およびハワイ州の当局による承認も必要となる。両州の検事総長が合併に反対するかどうかは不明だ。他州の公益事業委員会は合併を原則承認している。
[ワシントン 23日 ロイター] - 米ペンシルベニア州の公益事業委員会は23日、ソフトバンクグループ<9984.T>傘下の米携帯電話大手スプリント<S.N>とTモバイルUS<TMUS.O>の合併を3対2で承認した。
両社の合併を巡っては、米連邦通信委員会(FCC)のパイ委員長が20日、承認を支持する意見を表明した。
合併には、米司法省とカリフォルニア州およびハワイ州の当局による承認も必要となる。両州の検事総長が合併に反対するかどうかは不明だ。他州の公益事業委員会は合併を原則承認している。
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【Huawei制裁、5G覇権との関係も睨む】
T-MobileとSprintの合併は通信行政のFCCは支持、司法省は不支持という意見が割れた状態。合併させたいソフトバンクは、Sprintと同じグループ傘下の英国企業でスマートフォンの心臓部設計を握るARMについて、Huaweiとの取引を停止させるなど、ロビー活動を睨んで複雑な駆け引きをしているように見えます。
FCCの承認も、米国の5Gインフラ投資の加速を理由にして、中国との次世代ネットワーク覇権争いと無関係ではない様子。欧州は米国のHuawei排除に同調しない模様であることも横目に、経緯を見守る必要がありそうです。
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