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【3分解説】メガバンク決算、銀行の未来を左右する「3つの課題」

NewsPicks編集部
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    ピクテジャパン シニア・フェロー 名古屋商科大学大学院 教授

    確かに、メガバンクの決算は様変わり。ここでピックアップしている、「経費」「海外」「フィンテック対応」はどれも重要なポイントだと思います。

    あとは、史上最悪の環境にさらされている「運用」でしょうね。預金は3グループ合計で年9〜10兆円増と、毎年大手地銀が1行出来る規模で資金が集まっています。しかし、国内に投資先は無いし、一部で巨額の処理を行った外債には手を出しにくいと八方塞がり。

    なお、海外貸出を銀行単体で出しているようですが、近年は連結海外子会社が増えているので、連結か、または、海外子会社合算ベースが適切かもしれません。それだとMUFGの海外貸出残高は42.8兆円で、前年比減少ではなく横ばいです。


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    立教大学ビジネススクール 教授

    私は、日本のメガバンク3行と欧米主要銀行、DBS銀行との財務指標比較を定期的に行っています。これを見ると、メガバンク3行への市場評価の低さが目立ちます。3行ともPBR(株価純資産倍率)は0・5前後という低水準にとどまっています。

    定性・定量分析をしてみると、メガバンク3行は収益性、資本の充実、株主還元対策などで海外の主要銀行と比較して見劣りをしていることがわかります。また日本では業務粗利益、業務純益など収益の絶対値が注目される傾向が強いのですが、米銀は違います。例えばJPモルガンチェースの決算では各種収益率や配当性向などが強調されています。こうした傾向は日米のそもそもの違いとして指摘できます。米銀は、中央銀行によるストレステストをパスしないと配当や自社株買いができません。そうした中でも、それらを実行している米銀は、株主還元対策でも評価されていることが比較分析では見えてきます。

    そのような違いがある中でも、特に目立っているのが、日本のメガバンク3行の株式評価が必要以上に低いことです。

     私はこれを「ジャパニーズディスカウント」だと分析しています。ゼロ金利に代表される日本の金融政策の方向性がもたらしている事業環境の厳しさ、日本市場の将来性、海外市場に依存せざるを得ない事業構造、そうしたことから収益面では磐石でないビジネスモデルになっていることなどが大きな要因ではないかと見ています。


  • NewsPicks 金融ジャーナリスト

    一般的にはまだまだ安定イメージの銀行業界ですが変化の時期に来ています。
    決算書やニュースを見ても複雑でなかなか理解しづらいメガバンクの現状をまとめました。
    就活生や金融以外の方々にもわかるように重要ポイントに絞りましたのでぜひご覧ください!


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