落合陽一氏が38億円集めてスタートアップをやる理由
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注目のコメント
entrepediaによれば、IPOした大学発スタートアップは過去10年で約20社程度です。
有名なところは、ユーグレナ(東京大学)やCYBERDYNE(筑波大学)、最近だと、自律制御システム研究所(千葉大学)。
2018年の国内スタートアップの資金調達全体に占める、大学発スタートアップの調達規模は約18%。この水準は2017年比増加していますが、過去10年のトレンドでみるとあまり変わっていないのが現状です。
(ファクトはすべてentrepedia https://biz.entrepedia.jp/)
ただ、大学発スタートアップの資金調達動向をみると、東京大学発のスタートアップの調達推移の水準が安定しているので、東京大学内でのサイクルはできているように思えます。
大学発スタートアップに関して、大学側の推進ご担当者の方とお話しすると、大学の慣習や現状の評価制度などもその背景にあると感じますが、事例が少ないことが最たる要因に思えます。
落合さんのように取り組みをオープンにされることが、技術・研究を発展させることにつながると感じます。本文より抜粋しましたが、下記コメントもすごく未来があって応援したいです。
"「PDTは研究者が(アカデミックな世界から出て)ビジネスできる場になりつつあると思います。うちの研究室の人間や、博士号を持つ研究者も入社します。今が入社しどきです(笑)。アカデミックの苦境を考えれば、スタートアップを作りながら研究を続けること、人を集めていいチームを作ることは、研究者のキャリアとして『アリ』です。論文がジャーナルに通ることも文化的に重要ですが、違うアプローチだってあると思っています」"
また、昨今、研究者を従来とは異なる方法で支援する取り組みも拡大していることからも今後が期待されますね。この仕組みすごい。
PDTは、筑波大学にある落合氏の研究室に対して新株予約権を付与し、研究室で生み出したIPを100%利用できるようにしている。これによって研究室の技術や知見を素早くビジネスに転用できる