この連載について
ニューズピックスとNHK「クローズアップ現代+」の共同企画。人手不足が続くなか、政府は一億総活躍社会を目指して「働き方改革」を推進し、ビジネスパーソンの生産性の向上と自立を促している。また、グローバル化とテクノロジーの進化により、企業が従業員の終身雇用を保障することも、困難になりつつある。そこで、NewsPicksと「クローズアップ現代+」では、予測不可能な時代をサバイブするキャリア戦略について、深掘りしていく。
この連載の記事一覧

【図解・チェックシート】「停滞感」から抜け出す5つの法則
NewsPicks編集部 1469Picks

【実況中継】副編集長が、「キャリア診断」を受けてみた
NewsPicks編集部 774Picks

【番外編】「生涯現役」の理想と現実
NewsPicks編集部 245Picks

【ロールモデル】大企業を辞めて、自分の名前で生きるということ
NewsPicks編集部 666Picks

【ロールモデル】サイバー藤田、JINS田中社長。私を変えた名将の教え
NewsPicks編集部 1641Picks
【図解】1200人調査で分かった。将来性が高い人の「キャリア曲線」
NewsPicks編集部 3757Picks

【直撃】経団連・中西会長、「終身雇用は限界」発言の真意
NewsPicks編集部 2298Picks
【序章】働き方改革で年収減か。「キャリアショック」時代が来る
NewsPicks編集部 1642Picks
でも「市場」に出てみたら、やっぱりそれはそうだった。あの時のあれが良かったんだ、と。そういうことを積み重ねてきたのかなーと思います。
毛根は枯れても、ハートは枯れない!佐藤さん、有り難うございました。
キャリアアドバイスで私が個人的に目から鱗だったのは、シェリルサンドバーグがFBに移った直後、めちゃくちゃカオスで忙しかった時に、「私はこれができる、あれもできる」という内容のレジュメやメールが大量に来る中、ロリゴラーという当時イーベイで働いていたハーバードの後輩は、「あなたが一番今困っていることは何ですか?私にやらせてほしい」と電話して、FBの人事担当になった話です(今では人事トップ)。自分が何が出来て何をしたいか、という話し方から主語を相手に変えたことでチャンスを手に入れたんですね。
ロリ氏の話を聞いたことがあるのですが、人事の経験は当時全くなかったらしく、「ロケットに乗る時はどの席かなんて聞かずにただ飛び乗れ」を実践してるなあと感じました。
キャリアの一環で地方に行く最大のメリットは何かと聞かれると、確かに「行くだけで相対的に自分の価値が高まる」ことにあったなと。
都市部に比べて同じことをやっている人が少ないし、若くて、という留保がつくともっと少ない(仙台や福岡のような中核市ではなく、もう少し規模の小さい地方都市をイメージしてますが)。
結果、(語弊を恐れずに言えば)都市でNo1になれなくても地方ならNo1になれることも多い。そこでNo1になれれば他のNo1の人たちにも会える。それだけでグッと世界が広がる。
例えば自分も長野で著名な書道家や登山家、スキー選手たちと交流できましたが、多分東京というコミュニティの中では付き合うことができなかった人たちだと思います。
社会課題も都市に比べて顕在化しており規模も小さいのでPDCAを回しやすいし、「あなたを必要とする人」が周りにゴロゴロいる。回ってくるアウトプットのチャンスが都市にいた頃に比べて非常に多くありました。
とは言え、インプットの多さはやっぱり都市の方が多かった。特に最新のトレンドを追いかける観点からは都市生活は貴重。出会える人の層も広いし、イベントやミートアップ、アカデミックなリソースへのアクセスも非常に優れている。
結果自分は、東京と地方の美味しいところを両方持っていきたい!と思って、今は東京と長野で二地域居住(いわゆるデュアラー)をしています。
もし都市部にいて「なんか自分の活躍の場がない」とか「充実してるけどもっとチャレンジしてみたい!」と思う方がいれば、ぜひ人生のどこかで地方を少し考えてみてもいいのではと思います。
そしてプロピッカーでもあるLUSHジャパンの人事責任者の安田さん。「人事プロフェッショナル」としてHR業界では著名ですが、人事は天職だと覚醒なさったのは29歳とそれほど早くありません。そしてそのきっかけとは何だったのか?
お二人とも毎日ご多忙なのに、いつも情緒が安定していてピリピリしている姿を見たことがありません。
その背景には、20代、30代の過ごし方にあったようです。是非お読みください!
その経験が30代中盤の今、自分のビジネスの基盤となっていると実感しています。
ビジネスにおける経験って筋トレみたいなもので、やり方さえ間違っていなければ、いや、多少やり方が間違っていたとしても、積み上がっていくものですよね。だから30代の今の経験がこうして50代の基盤になっていくんだろうなと。30代のみなさん、一緒に頑張りましょう!
ルールは変えられる
大企業と話せるのもスキル
タフな経験こそ自分助ける
気になったら本当か確かめに行く
正解のない問いを考え抜く
などなど。
経験の密度、やり抜く経験、経験からツボを感じとる感性。
が大事だなとあらためて感じた。
一問一答形式で、大事な言葉がピックアップされてて読みやすかった。
とくにルールは変えれるという点は、確信が持てない中で色々なハレーションが起こることも分かりつつの実行なので、決断と行動が難しいものだと思います。
ルールが変わることで発展した事例は、シンプルにそんな心理呪縛から離れ、背中を押してくれる気がしますね。
杉浦さんは自分の経験とその上で培った幅広い人脈を生かして信頼と成果を得、安田さんは人とより深く繋がることで会社の仕事をスムーズにする。どちらも誰でも簡単にできることではありません。
素晴らしいビジネスパーソンであればあるほど、ひとつひとつの縁と繋がりを大事にするということが改めて伝わる面白い記事でした。