IATA、737MAX巡り5月に航空各社との会議開催へ
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第2次世界大戦の末期.まだ日本が降伏する前の1944年11月.世界はすでに戦後の国際的な航空ルールを決めるため,シカゴで国際民間航空会議を開催しました.そこで採択されたのが国際民間航空条約,通称,シカゴ条約と呼ばれています.ちなみに,日本が加盟したのは,独立回復後の1953年です.
一方,1945年4月にキューバのハバナに設立されたのが,IATA(国際航空運送協会).現在の本部はモントリオールとジュネーブにある.世界のおおよそすべての航空会社が加盟している.航空券にこのマークをよく見るように,航空運賃や発券・運用のルール等も定めている.
さらに似た組織として,シカゴ条約に基づき,1947年に設置されたのが,ICAO(国際民間航空機関).本部をモントリオールに置きました.国際民間航空の原則を定める役割を担っている.最近は無人航空機をどのように空域に入れていくか,などの議論がホットに交わされている.