[14日 ロイター] - 米配車大手ウーバー・テクノロジーズ<UBER.N>の運転手について、全米労働関係局(NLRB)は14日、社員ではなく独立の契約者と見なすとの見解を示した。これによりウーバーの運転手は労働組合に加入できなくなる公算がある。

NLRBは、ウーバーの運転手はサービスに使用する自動車を個人的に所有し、自分で勤務時間を決められるほか、ウーバーの競合社のために働くこともできるため、連邦労働法の下でウーバーの社員と見なすことはできないと結論付けた。

ウーバーは「運転手が価値を置いている柔軟な働き方を保全しながら、独立した業務の質と安全性を高めることに注力している」とする声明を発表した。

全国労働関係法(NLRA)の下で、独立の契約者は労働組合に加入できない。

前週10日にニューヨーク証券取引所に上場したウーバーは、この日の取引を前日比7.7%高の39.96ドルで終えた。

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