仁徳天皇陵、世界遺産へ ユネスコ機関が登録勧告
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メディアにとって悩ましいのは「仁徳天皇陵」という名称を使うかどうかです。私たちの世代はずばり「仁徳天皇陵」と教ええられましたが、その後の研究で「仁徳天皇陵」ではないとする学説が有力になっています。しかし、宮内庁は「仁徳天皇陵」の名称を変えていません。毎日新聞はできる限り「仁徳天皇陵」を使わないでいます。共同通信はわかりやすさから「仁徳天皇陵」を使っています。NHKは「宮内庁が仁徳天皇陵として管理する古墳」と正確さとわかりやすさの両方向を追求しています。
おおお、出ました!
いつもゴールデンウィークの最中ということが多いですが、今年は遅めですね。世界遺産委員会開催前何日の間(忘れましたが。。決まっている)に勧告がでる決まりなので、今年は遅いのでしょうか。
毎年、この時期になると文科省記者と、文化庁の担当官で、「いつになるんですか、なるべく早い時間に連絡が来て欲しい」。。。などというやりとりをするのはもはや風物詩になっています。(ユネスコがあるのはフランスなため、どうしても遅い時間になる)
私はここ5年くらい(富士山、明治日本の産業革命遺産など)の登録の時に世界遺産周りの取材をしました。
勧告には4段階あり、記載勧告、情報照会、記載延期、不記載。イコモスのこの決定が本チャンの世界遺産委員会に与える影響は当然ながら大きく、確か今まで不記載に勧告が出てたのに、登録された事例はなかったはずです。
記載勧告が出た場合は普通に登録されます(過去に一例だけ、登録されなかった例があります)。
記事を見るに、今回は記載勧告が出ているので、そのまま登録されるでしょう。
ただ、ここを直してほしいなとど、勧告に書かれている場合や、一部構成資産は除外せよなとど書かれている場合もある。(富士山の時はそうだった)近年は、世界遺産の登録数が1000件を超え、記載基準が厳しくなっているので、但し書きがつくケースが多い。
今回の候補は大阪をあげた悲願の登録であることはもちろん、仁徳天皇陵など、宮内庁が所管する国にとって非常に需要な場所が資産に含まれている。
宮内庁が全面的に協力しているという点でも他にない、例になろうかと思います。世界三大墳墓とされる仁徳天皇陵が世界遺産登録の勧告を受けました。
また、その他政府が申請した49基の古墳全てが世界遺産に登録とのこと。
仁徳天皇は5世紀頃、倭の国の王(第16代天皇)であったことが記録に残されていますが、西暦年など詳しい事は謎に包まれているようです。
参考:49基の古墳全て世界遺産に
https://this.kiji.is/500688806775145569