北朝鮮がまた飛翔体発射
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(追記)
北朝鮮が公表した画像から、9日に発射された2発は4日のものと同様、ロシアの9K720「イスカンデル」ミサイルに酷似したミサイルであることがわかった。
私の同僚の静岡県立大学特任助教の西恭之氏は、13日配信のメルマガ『NEWSを疑え!』で、このミサイルが「惇弾道ミサイル」に分類されるものと詳述している。
(追記ここまで)
金正恩委員長は、国連決議に違反して国際社会の反発があろうとも、ICBM(大陸間弾道ミサイル)を発射しないというトランプ大統領との約束を破らないことで、生き残りの道を米国だけに一本化したとする、いわば背水の陣を敷いた覚悟のほどを、演出した印象がある。
これから大統領選挙に影響が出る秋口に向けて、少しずつ射程の長い弾道ミサイルを発射し、外交的成果を手にしたいトランプ大統領から譲歩を引き出す考えだろう。
国連決議を破ってまで強硬姿勢に転じたのは、ハノイでの米朝首脳会談のあと、中国、ロシアから冷たくあしらわれ、国内の政権基盤が揺らぐ恐れが生まれていることもあると思われる。軍の士気を維持するとの名目のもと、弾道ミサイルの発射が「通常訓練」の名目で続けられる可能性は少なくないと見なければなるまい。今回発射された飛翔体は、平安北道の新五里から発射され東に420キロ飛んで日本海に落下したとのこと。
平安北道は黄海に面した北朝鮮の西側、それが日本海まで到達したとなると北朝鮮を横切ったということになります。
前回発射したイスカンデルの2発目だとするとほぼ最大射程になりますが、自国を横切る最大射程のテストはリスクが高すぎますから、報道が正しいとするとスカッドERか北極星2号の可能性が高いと思います。(最大到達高度によってはロフテッド軌道で打ち上げたノドン系列の可能性も)
いずれも日本に到達できるミサイルですので、先日が韓国向けの武力誇示とすると、今回は日本向けという位置付けなのかもしれませんが、いずれにせよ国連決議違反の弾道ミサイルであることは疑いありません。
日米ともに前回の飛翔体をミサイルと確認するのにかなり時間がかかったことを考えると、ここにきて連続してあえて挑発的なミサイル発射を繰り返すことにどのような政治的な意味があるのか、日米ともに読みあぐねているような気がします。飛翔体という表現が何かを隠していますね。
直にミサイルと言えばいいのに、と思います。
南朝鮮は北朝鮮に吸収合併されるのも時間の問題ですね。
その前に文が逮捕されて処刑されそうな予感もします。
南朝鮮の大統領の末路は悲惨ですからねー。