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官房長官は内閣の大番頭と言われる首相の補佐役のトップ。危機管理案件や政治案件の総元締めであり、ふだんはもっばら首相の留守番が多い仕事。そういう意味で、国会開会中の訪米は異例と言えるでしょう。

「令和おじさん」と注目を浴びたこともあり、「ポスト安倍」に急浮上してきたという見方が飛び交っているのも確かです。安倍首相も官房長官から首相にステップアップしました。これまで名前が上がってきた候補のいずれも、安倍路線を継承できるか定かではないなか、本人が意欲を示せば一躍有力候補に躍り出ることになるでしょう。
菅官房長官は9から12日米国を訪問。
「菅官房長官の海外出張はおよそ3年半ぶりで、政府の危機管理を担う官房長官が海外を訪れるのは異例」との事。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44533730Y9A500C1PP8000/
日経新聞は「菅氏の事実上の外交デビューをめぐり、自民党内では「ポスト安倍への意欲では」と臆測が出ている」とも伝えています。
「官房長官が海外を訪れるのは異例」。この異例の裏側を解説する記事が読みたい。