[ジュネーブ 6日 ロイター] - イラン政府は、米国が2015年の核合意からの脱退を表明してから1年を迎える8日、核開発プログラムの一部を再開する方針だ。国営メディア、イラン・イスラム共和国放送(IRIB)が6日、関係筋の話として伝えた。核合意からの脱退は検討していないという。

報道によると、関係筋は「米国が核合意を離脱したことや、欧州諸国が義務履行を巡り悪い約束をしたことへの対応として、イランは核合意の枠組みで停止していた核活動の一部を再開する」と話したという。

また、イラン学生通信(ISNA)は、イランが8日に「報復措置」を発表する予定と報じた。

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