臨床研究相次ぐiPS細胞、「再生医療」「創薬」に続く第三の道
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注目のコメント
現実的なコメントをさせていただくと、再生医療や創薬といった「治療」と比較すると、「予防」は効果の出現に時間がかかり個体レベルでの有効性や費用対効果の証明がなかなか難しいので、必然的にこの「第三の道」は遅れるでしょう。我々が実際に恩恵に預かるのはまだだいぶ先、と推測します。
日本に限定すれば臨床研究の段階をスキップしてしまう可能性もないわけではないですが、global standardという意味では臨床の入り口は「個別化医療」とはいえ臨床研究になりますから、時間がかかってしまうと思います。しかし、重要な一歩であることにも間違いはありません。最後の健康医療研究は確かに時間がかかりますが、例えば今は健康でも数年後に何からの病気になったとき、遺伝子のはたらきや体内物質の変化を追跡できるという強みがあります。
今はリスクがあるとされている喫煙や高塩分も10年以上の追跡研究から明らかになるものがほとんどなので、ゆくゆくは何らかの結果が得られると思います。もちろん、どんな結果なのか今はわかりませんが、だからこそ調べる価値があります。Great news!
血液細胞からiPS細胞が作製できたことを発表した京都大学iPS細胞研究所 山中伸弥所長。iPS細胞(人工多能性幹細胞)による再生医療や創薬が臨床段階に進み、実用化へと前進しているそうです。