ファーウェイ、スマホ市場でアップル再び抜いて2位に
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アップルは毎年、iPhoneを発売した四半期の売り上げが高いので、再逆転は驚きではないと思います。
ポイントはスマホ市場の低迷がこれまでは下位メーカーの販売減と上位メーカーの成長という寡占化に向かっていたのが、今四半期は上位メーカーも総崩れになったこと。そしてその中でもファーウェイだけが販売台数を伸ばしていることにあります。
折りたたみ携帯に加え、光学10倍ズームで話題のP30など、スマホの新トレンドを牽引していること。そうしてブランド力を高めながらも、安いローエンド機のラインナップも拡充していること、新興国での販売網を強化していること、ついでに値引きも含めた積極的な販売戦略などが要因です。IDCのリリースした本文の方がよほど細かい分析と数字が載ってるので、気になる人はこちらを見てますよね。
https://www.idc.com/getdoc.jsp?containerId=prUS45042319
19年1-3月期
トータル 310.8百万台 (3.1億台)
三星 7190万台
Huawei 5910万台
Apple 3640万台
Xiaomi 2500万台
OPPO 2310万台
VIVO 2320万台
1-3月期は例年全体の販売量が最も落ち込む時期だが、第1四半期で2000万台を超える販売台数を中華系がやりきってるのは面白い。Xiaomiは特に復活著しいと感じる。
Appleの失速は1-3月についてはno surprise。新機種の神通力は落ち始めてる。2年連続の裏期と言われる19年も台数の落ち込みをどれだけ第3四半期で抑えられるかが見どころ。ファーウェイはホントにすごい企業だと思う。
携帯端末で世界二位、5Gのスマホ用半導体でもクアルコムと並ぶ技術があり、中継局の特許数でも世界トップクラス。
中国政府のバックアップがなくても十分世界で戦える企業。むしろ政府の介入がマイナスになっている。