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高級ホテル料理店で食中毒=32人からノロウイルス-東京都港区:時事ドットコム

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    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    ノロウィルスは、人から人へ感染する感染力の強いウィルスで、食中毒の原因として最も多い微生物です。感染すると発症後2日間程度が最も他者への感染力が高くなり、感染者が取り扱った食品などを介してたちまち感染が広がります。食品としては、生野菜、果物、甲殻類、生牡蠣などが原因として多いものです。

    感染者には、発症後4週間は感染拡大のリスクがあることが知られますが、症状のある方は無症状の方に比べて圧倒的に感染を広げるリスクが高いことがわかっており、通常は下痢が治るまで隔離という対応で十分です。食品管理に十分注意が払われていたとすれば、今回のケースでも、従業員の中に症状のある感染者がいたことが疑われます。

    ノロウィルスは極めて安定したウィルスで、冷凍でも60度までの加熱でも生き残り、塩素やアルコール消毒も無効です。すなわち、食品を取り扱う現場では、ノロウィルスを持ち込ませない感染者の隔離と手洗いの徹底が重要です。

    そのような対応は比較的容易なものですから、ここに記述した背景を考えると、従業員の労務管理や衛生管理の監督方法は適切かも気がかりなところです。


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