【移民論争】海外のトップ人材は日本に来るのか?
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注目のコメント
移民に賛成か反対か。問いが粗すぎて「Yes but no」としか答えられない。記事にあるように、僕は「安価な労働力の即時調達」の意味での移民には強く反対。どっちにしろ人工知能のエンジニアといった旬の特別な技術を持った人は絶対数が少ない。「高度人材」というよりも(これはラベルとしてあまり良くないと思う)、ようするに幅広い分野のキャリア人材として日本に来て働く外国人が来るのには大賛成。その理由が肝心なのだが、これについてはまた明日。
記事タイトルに答えるとすれば基本はNoでしょうか。
日本の新卒の給与テーブルって一律20-22万円/月ですよね…。
来る国によっては確かにそれでも高給のケースもあるでしょうけど、シリコンバレーやアメリカ企業、その他のグローバル企業の採用年収とはまるで勝負になってないんですよね。20万円って時給15ドルなんですが、この話をアメリカでするとみんな、驚いて悲しそうなリアクションです。15ドルの時給ってもはや、アメリカで言えばハンバーガーショップの店員と同じなんですよ。高度人材受け入れとか言ってますが現実はそれだけの差が出来てしまってる。国境を超えて日本語という世界でも高難度の言語の壁も超えて、見えないルールが沢山ある日本にはるばるやってきた高度人材の給与はアメリカのハンバーガーショップの店員と同じ給与でいいんでしょうか?
このNPでも皆さんのコメントを拝見させていただいてもあまりそうした危機感は感じられないですね。
なので、企業からみれば勿論英語も日本語もあわよくば話せる現地に精通した人材を雇いたいという思いがある一方で定着率という意味では厳しいんじゃないですかね?
昇給スピードもそんなに早くないですよね。
この辺りの認識の差を埋められるかどうかで高度人材受け入れの可否も決まるんではないですかね。
かなり厳しいんでしょうけど。
京都とかでも働けるよ!という施策を打ち出してるところは日本に海外のみんなが何を求めてるかをよくわかってると思う。そういうとこで勝負しましょう。楠木先生と楽しく対談させて頂きました。
(先生ありがとうございました)
昨年のダボス会議に登壇した際に、『世界で今最も外国人労働者を、増やしてる国はどこでしょう?』『それは日本です、5年で倍増です』とスピーチした際に会場でどよめきが起きました。誰もそのことを想定してませんから。私の会社が世界から日本に人材を獲得するリクルーティング企業で、過去10年間ビザ取得失敗ゼロと話したら、そこでもどよめきが。(ダボス以降、残念ながら一件だけ初失敗ございますが)
世界の人材争奪戦における日本のチャンスと危険性の両面に関してお話させて頂いてます、ご覧下さい。