CCCグループが新設「月額制で稼ぐ」家電店舗の勝算
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パロアルトなどにあるベータ(https://b8ta.com) も同じコンセプトです。面白い家電が試せるからつい足を運ぶけど、そこで買う事はほとんどないのでデータ集めのショールームですね。スマート家電やウェラブル、知育玩具など置いてあり楽しいです。
この間ハーバードの教授のポッドキャストを聞いていたら、「日本に行ったら絶対どんなに忙しくても足を運ぶ場所がある。ツタヤ書店だ」って絶賛していました。家電店舗のこともおすすめしていて、「アメリカの書店は暗くて楽しめる雰囲気ではないから、こんな空間はない」とのことで、なるほどと思いました。新しいモデルなのですっと理解できなかったのですが、家電メーカーが消費者の反応のデータを取得できるサービスということかな。ショールーム的な価値に振り切っていておもしろいと思います。
さて、蔦屋家電で有効なマーケティングデータが取れる市場の規模感について。
いわゆるおしゃれで楽しい家電・生活雑貨(言うなれば「蔦屋家電行っちゃう系」)の規模感をいろいろと調べたことがあります。バルミューダのトースター、バーミキュラライスポット、cadoの空気清浄機、Brunoのホットプレート等々・・・
推計も含みますが、そこでわかったのはこれらのヒット商品のシェアはだいたい各総市場の5〜10%の範囲ということです。
「蔦屋家電行っちゃう系」でヒットが生まれると、総市場の5〜10%の規模感。このサービスが効く範囲もmaxでそのくらいだと思います。
(ちなみに揶揄しているかのようですが、蔦屋家電はわたしも大好きです。揶揄ではなくて自虐ですね 笑)
すごく大きくはないけれど、小さいわけでもないですね。家電がコモディティになっている中で、この規模を取り得るのはメーカーにとって嬉しいと思います。
【追記】
Katoさん、ありがとうございます!
金額ベースの推計シェアです!佐藤さんの市場規模推計がありがたい!
おそらく台数ではなく金額ベースの市場シェアだと思うが(間違えていたらごめんなさい)、そうすると台数ベースではもっとニッチ市場になる。セレクトショップの規模が衣服品市場で限定的だったりスケールしにくいのと同じような宿命を抱えている。また市場規模ベースからだけではなく、ほかの人と違うものが欲しいという欲求も源泉にあるので、多く出店することが価値を既存してしまう。
家電好きとしては、行くのには面白い店舗ではあるのだが…
<追記>佐藤さん、ありがとうございます!間違ってなくてよかった~<追記終>