焦点:トヨタ、特許開放呼び水に新事業 電動車コア技術の標準狙う
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前職時代、車載IGBTやFRDなどの素子開発を行っていたので、自然と各自動車メーカーのPCUの分解調査をさわりだけ行っていました。感想としてトヨタ車のユニットは1歩2歩進んでいるぁ・・・でした。
性能が良いのは高い機能を持つ以外にも、分解整備性や組み付け・加工し易いさ、そこから見えるkW当たり単価の安さ、また、複雑で非常に高圧(数百ボルト)な駆動システムの作りこみ、トヨタ社だけでなくサプライヤーとの協調開発も行ったことがうかがえる素子の多さ。
数十~数百kWもの出力を持つハードウェアを安価に大量に高品質・高信頼性で各種車両に適合してそろえる力は特許だけでは当然実現できませんし、私でもそう感じたぐらいですから、競合の自動車メーカー各社も、心の中では、どうやってこんなPCUを作っているんだ?と思っていたのでは?と思います。
それがシステムサプライヤーとして全貌が見える形、というのは気になる方も多いのではないでしょうか。HVの技術ならPHEVにも、EVにも当然幅広く応用が効きますし。