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中国サイバー攻撃、日本標的=防衛機密・先端技術狙う-国家の意思背景

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  • 笹川平和財団 上席研究員

    中国のサイバー攻撃は、情報の窃取だけではありません。多様なサイバー攻撃が平時から仕掛けられているのです。
    中国だけでなく、いくつかの国は、サイバー攻撃によって情報を盗むだけでなく、ターゲットとなる端末にマルウェア(悪意あるソフトウェアや悪質なコードなど)を埋め込んでいます。マルウェアは、端末に入り込んだからと言ってすぐに作動する訳ではありません。時限式のものもあり、端末を使っている人は、マルウェアが作動するまで気付かないのです。
    また、サイバー攻撃は、宇宙での戦争にも関わっています。現在の戦争は、宇宙とサイバー空間から始まると言われます。米国が、サイバー空間を、第4の戦場(宇宙)に次ぐ第5の戦場と呼んだのは2010年のことです。
    人工衛星にも、地上からコントロールされるものがあります。地上を監視する衛星(気象衛星も軍事用にも利用できます)は若干の高度の調整を行ったり、アンテナやレンズを目標に向けたりする必要があるからです。システムの地上部分にサイバー攻撃をしかけ、こうしたコントロールを誤作動させれば、その衛星は目標を捉えることも出来なくなります。
    ロシアがクリミア半島に軍事攻撃を仕掛ける前に、サイバー攻撃や電磁波を用いて、ウクライナの通信システムやセンサーシステム、さらにはGPSも無効化あるいは機能の低下をさせたとされています。物理的な軍事攻撃の前にサイバー攻撃や電磁波を仕掛けるこのような戦争を、ハイブリッド戦と呼ぶのです。
    サイバー攻撃や衛星破壊ミサイル、キラー衛星などで敵の衛星を破壊・無効化しようとするのは、衛星が通信や情報共有、さらには指揮・命令のためのネットワークの重要な構成要素となっているからです。
    昨年12月に閣議決定された防衛大綱は、サイバー空間や宇宙といった領域を含んだクロス・ドメインという概念を取り入れています。クロス・ドメインの作戦に対応できなければ、日米共同は難しくなります。
    日本は、これまで、サイバー攻撃などによってネットワークが無効化されることに無関心過ぎたように思います。今や、私たちの社会生活も、ネットワークなしには成り立たなくなっています。サイバー攻撃についても、どのように対処するのか、国民の間で真剣に議論しなければならないでしょう。


  • 学生

    日本では今後大きなイベントが控えているので、中国のみならず様々な国から標的とされやすいというところがありますが、日本っていつもやられっぱなしなのかな?と思いました。
    というのも、日本も他国にサイバー攻撃を行なっていたとしても、そんなの報道されるわけないから知らないままだなと。(でも他国の報道が耳に入るか。)

    ともあれ相手の攻撃はどんどん巧みになるでしょうし、日本の防御力を高めるという方法ではいたちごっこになるような。
    といって応戦して攻撃し返すのは、さらなる攻撃合戦を誘発してしまう。しかし泣き寝入りは舐められる。
    対話で解決できれば最高ですけどそんなのできるならとっくにやっているはずですし、なにかしらの他国の弱みを握るしかないのかな…


  • 個人事業主


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