セブンイレブン社長交代、24時間問題で体制刷新
コメント
注目のコメント
2016年の暮れに過労自殺問題を受けて引責辞任した、電通の石井直元社長を思い出しました。
今回は雇用契約で労使という話ではありませんが、それを差し引いても最近はいわゆる「働き方」の問題が経営課題に直結するような事案を見る機会が多くなってきました。
特に誰もがメディアになれる一億総発信時代では、「あくまで対等なんだから嫌なら契約しなければ良い」といったようなエコノミクス的な正論だけでは乗り切れない時代になってきているように感じます。
日本で交替制勤務に従事している人の割合は約10%。
健康の面だけ言うと、人間の体は昼に活動することをデフォルトとしているので、やはりそれに逆行する生活は健康に良いとは言えません(例えば看護師やCAなどの不妊や乳がんなどの問題は数十年前から指摘されています)。今は健康と深夜手当などを天秤にかけている状態です。
当然ですが、24時間ずっと便利や快適な社会の裏には誰かの労働があります。
何が我々にとってより幸せな選択なのか、今一度立ち返ってみる必要があるようにも思います。セブン―イレブン・ジャパンの取締役も兼ねる井阪氏は24時間営業の問題など現場のトラブル報告が経営陣まで迅速に上がっていない体制を問題視していた。
↓
現場はおそらくだけど
その問題を経営陣に伝えたところで何も変わらないと思ってる。そしてその積み重ねが大きな問題に繋がっていく。もしくはすでに根ざしてると思う。
コミュニケーション不足というより、信頼関係とかもっと根っこは深いような気がします。これはコンビニ業界重大な局面ですね。鈴木イズム(24時間)からの完全な脱却なるのか?
事業は大きな変革期なのでしょう。先が楽しみで、逆にワクワクします。
働き方改革という言葉が言われ始めてからこちら、「おかしいと思っても言えなかった」ことが表に出るようになり、社会が変わっているような気がします。metooしかりですね。