【新】ビジネスの限界を超える、「アートの思考法」に学べ

2019/4/1
独自の視点と卓越した才能を持ち、さまざまな分野の最前線で活躍するトップランナーたちが、時代を切り取るテーマについて見解を述べる連載「イノベーターズ・トーク」。
第184回(全5回)は、東京藝術大出身の現役画家とデザイナーの講師がビジネスパーソンに絵を描くスキルを教えることで、発想を展開する力を養うという新しいタイプの講座を主宰する増村岳史氏が登場する。
今、アメリカではMBA(経営学修士)以上に、MFA(美術学修士)ホルダーが注目されてきているという。
「その理由は、デザイン性・アート性を大学院で徹底して研究した人は右脳と左脳を統合してバランスよく物事を考えることが可能で、それはイノベーションが求められる現在のビジネスに直結するスキルであるためです」と増村氏は語る。
YコンビネーターLLC ファウンダーのポール・グレアム氏や、ダイソン創業者のジェームズ・ダイソン氏はともに美大出身だが、アメリカには美大出身者のほか、マーク・ザッカーバーグ氏のようにアートに造詣の深いCEOも多い。
では、そんなアート性を徹底的に追求した人がもつ「ゼロイチ」の思考法とは何か。そして、実際に発想をジャンプさせたアーティストの事例とは、どのようなものなのか。
本特集では、アート系人材の持つ「ゼロイチ」の思考法を考察しながら、どのようにビジネスやイノベーションにつながっているのかを解説。
そして後半(4・5回目)では、発想力を磨く「アートシンキング」の実践編として、絵をうまく描くデッサンのコツと、効果的な絵画鑑賞のテクニックを紹介する──。
アートを実践する効用