G7、巨大IT規制を議論へ 利用者データ寡占で事業展開

コメント

注目のコメント

• 福本 勲

  アルファコンパス 代表　/ 某日系製造業　チーフエバンジェリスト

  ・2019年03月12日

  GAFAに対して国が危機感を持っているということなのでしょうかね。
  個人情報が集まっているのは結果的なものであるし、プラットフォーム、エコシステムは場の提供者、場の利用者などにプレイヤを分化し、その結果、提供者に情報が集まるのは必然だと思えるのですが。
• 山崎 元

  経済評論家

  ・2019年03月13日

  ＧＡＦＡ的な企業のデータ独占とその利用を有効に規制することは難しいし、規制には技術革新を阻害する弊害がある。個人的には、例えばビッグ・データの利用による過剰なマーケティング活動の弊害を取り除く「アンチ・マーケティング」のサービスを普及して、データ独占の影響を「解毒」するのがいいのではないかと思っている。いわゆる「マーケティング」には、経済活動の拡大に資する「光」の側面と、「バカに余計者まで買わせる技術の集大成」としての「影」の側面の両方がある。後者を軽減することに対しては、消費者に確かなメリットがあるので、工夫するとビジネスに出来るはずだ。もちろん、政府がではなく、民間が推進主体になることが好ましい。「マーケティングは素晴らしい行為だ」とだけ思っている単細胞的世界観に一泡吹かせることを楽しいと思い、アンチ・マーケティングをビジネス化する、善意の愉快犯的な悪戯者がいると世の中は良くなるだろう（少なくともより楽しくなるはずだ）。
• 蛯原 健

  リブライトパートナーズ 代表パートナー

  ・2019年03月12日

  実際には長く時間がかかるでしょう。
  いわゆる垂直統合的な、抱き合わせ販売の方向で網にかけるのか、あるいは従来の反トラスト的な法体系では網にかからないものをかけるという強行的な手段に出るのか、いずれにせよ協議で決まる話ではなくEUのように意思をもって断行するたぐいの話。
  ゆえに、そもそも利害対立が激しく形骸化したG7、G20のような国際協議の枠組みではなく、各国でやる方向となるのではと思います。