世界半導体30カ月ぶり減 データ「特需」失速

コメント

注目のコメント

• Kato Jun

  ユーザベース SPEEDAアナリスト

  ・2019年03月08日

  厳しいのは、メモリに関しては価格が下落しても需要喚起がしきれていないこと。最近になってようやく兆しが見えてきたようには思うが…ただ、東芝に関する報道を見ていても、Samsungは儲かり、2位以下は厳しい状況に見える。ただまだ破綻して合従連衡するほどにはなっておらず、経験則的にはこういうときにはまだ下がり続ける。
  https://newspicks.com/news/3723421
  
  ロジックは、メモリのような価格変動がないため元々相対的にボラは小さい。ただデバイスではスマホがサチって来ている。自動車では電装化はまだ進んでいくと思うが、自動車や幅広い産業需要は好況期が長く続いて天井感がある中で在庫サイクルがマイナスに転じてルネサスの下方修正があった。在庫調整だけで済めばいいが、景況感が悪くなれば交換・増強需要は先延ばしされるだろうから、需要サイクル自体もマイナスに転じる可能性が大きいと思う。
  そして、IoTやセンシング需要はジワジワふえているが、上記のスマホのようなキラーデバイスや需要サイクルの逆風を押し戻すまでには成長していない。
  
  ちなみに半導体がそろそろ逆回転というのは、オオカミ少年的にずっと言ってきた…
  https://newspicks.com/news/2895409
  https://newspicks.com/news/3324655
  https://newspicks.com/news/3662714