[4日 ロイター] - 米半導体大手クアルコム<QCOM.O>は、サンディエゴの連邦裁判所で米アップル<AAPL.O>が3つの特許を侵害しているとし、数千万ドル超の損害賠償を求めた。同裁判所でこの日から8日間の審理が開始される。

両社は約2年間に渡り、世界中で訴訟を繰り広げている。アップルはクアルコムが半導体市場の独占的なポジションを守るために特許に関する違法な手続きを行っていると主張する一方、クアルコムはアップルが特許料を支払わずクアルコムの技術を使用していると訴えている。

アップルは2017年初頭に反トラスト訴訟を提起しており、今年4月にかけて同訴訟の審理が行われる。