OneWebのインターネット衛星、最初の6機が打ち上げ成功
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以下でコメントしましたが,
https://newspicks.com/news/3476063?ref=user_2112738
大量の格安の超小型人工衛星を打ち上げ,地球上から通信僻地を無くそうとしている.彼らはそれを利用料金無料のサービスで始めるに違いない.この意味するところは凄く,また恐ろしい.すべての携帯料金がタダになるということ.NTTドコモ,ソフトバンク,AUなど,ローカルな通信キャリアは一気にゲームオーバーになる.もちろん,特別の太い通信にはこれら地上のキャリアは必要なのでまったくキャリア会社が消えてなくなることはないと思いますが,大部分の一般人が使う通信はすべて彼らが立ち上げた衛星通信網に置き換わる可能性がある.
注目のコメント
この記事読んで、衛星インターネット、かなり採算の取れる商売な気がしてきた。
衛星の単価が1億円強。900機のコンステレーションで1000億円。*1の記事によると(古いけど)One webはソユーズロケット21本の打ち上げ契約を"more than $1 billion"で交わしたそうで、ソユーズ一本で衛星30機、900機打ち上げるには30本いるから$1.5B=1600億円。諸々含めてインフラコストは3000億円というところか。これで全世界70億人をカバーできる。
一方、*2の記事によると、楽天の携帯電話参入のインフラコストは6000億円とのこと。2倍のコストがかかっても日本の1億人強しかカバーできない。
結局、人工衛星やロケットというと単価が高いのでコストがかさむように聞こえるけど、一機がカバーできる範囲が地上の基地局に比べて途方もなく広い。だからペイする。そういう構造ですね。
あとは、全世界に向けてサービスを開始したときに、本当にそれに耐えるだけの通信容量と信頼性を確保できるか。そこでしょう。
*1 https://spaceflightnow.com/2015/07/01/oneweb-launch-deal-called-largest-commercial-rocket-buy-in-history/
*2 https://www.mag2.com/p/news/367697ソフトバンクGrが2016年に出資したOneWebのネット衛星の打ち上げが成功したようですね。まずはおめでとうございます。
インフラが未整備の地域ではとても良い選択肢になりそうですが、そうではない地域でどうすれば商用ポテンシャルが最大化されるのか、じっくり考えてみたいと思います。