産経新聞社、春の新卒採用わずか2人。前年比20分の1。苦しい台所事情の背景は?
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注目のコメント
確かに2名は驚きましたが、これはおそらく結果として2名になったのだと思います。数人の内定を出したけれども辞退が多かったと推察します。今は多くの新聞社が内定辞退の対応に迫られ、結局は補充しきれなかったという話はよく聞きます。それはそれとして新入社員を絞り込んだことは間違いありません。オイルショック直後の不況では、どの新聞社も大幅に新入社員を絞り込み、経営危機に陥った毎日新聞は2年間採用を見合わせました。新聞社はバブル崩壊直後もかなり人数を絞っており、バブル期の大量採用との大きなギャップに悩んでいます。今はそれ以上の激変期です。オイルショックの時もバブル崩壊の時も新聞の部数は増えていました。今のような部数激減に直面するのは初めてです。ジャーナリズムを守るため、どの新聞社も頑張ってほしい。イノベーションを実現してほしい。そう願います。もちろん毎日新聞も頑張りますが。
2014年 26名
2015年 26名
2016年 41名
2017年 54名
2018年 40名
2019年 2名
毎年新卒を採ることで、世代ごとのばらつきを無くすことが出来るのですが、今回の採用で19年度入社の穴が出来てしまいますね。
この2名は、2人しか採用していないことに不安を感じていなのか、気になりますね。合わせて「親ブロック」の影響も出てきそうです。
新卒採用は、対外的にもその企業の業績を表すバロメーターの役割にもなるので、極端な新卒採用絞りは歪みを生んでしまいます。産経のように旗幟を鮮明にしているメディアは、新聞だけでなく出版、ネット、イベント系や、旅行などその気になればマネタイズの道は多様なはず。JR九州のような経営の発想を持ち、経営陣に大胆に外部人材を招き入れば発展可能性のある企業に生まれ変われますよ。