中高年になってからこそ「SF本」を読むべき理由 - 定年前5年の過ごし方~第二の人生で後悔しないために 野田稔
コメント
選択しているユーザー
日本の経営者は,海外,特にアメリカの起業家に比べてイノベーションの精神を欠いていると思うことがあります.それはSFを読んでいるかどうかに違いがあると考えています.
人類が想像できるものはSFの中に存在し,想像できるものは必ず実現する.人より先を読もうと思うならばSFを読むべき.SFは未来のビジョンを与えてくれ,起業家はそのビジョンを実現しようとし,投資家はそのビジョンに出資する.起業家が提案することは,すでにSFのなかで実現している.
SFは子供の頃にこそ読むべきです.私は子供のころから,フィクションはSFとミステリーしか読んできませんでした.とくに海外の作家です.SFならば,有名なハインライン,カート・ヴォネガット,ホーガンなど.自慢は市立図書館と学校の図書室のSF・ミステリーコーナーの全冊制覇.偏り過ぎていたので,大人になってからの矯正が大変だった.
注目のコメント
https://newspicks.com/news/3063174?ref=user_228865
現代人類は何を差し置いても先ずはSF小説と恋愛小説を読むべきです。
SFは論理的思考をフィクションという形を借りて人生や社会の縮図に折込んで、とても抽象的な科学や哲学の命題を具象化して擬似体験させてくれる装置だからです。僕のような学の無い人間でもSFを読む事で様々な分野の最先端を肌感覚で理解できるようになる。
恋愛小説も特にニコラス・スパークスのような海外の作家のものを読むべき。恋愛小説という形態をとりながらも、存在論や宗教論、倫理などについて深く問いかけてくるものがあります。それに恋愛小説は書かれた時代によって訴えるものの時代性を纏ってはいますが、その実それ以上に普遍的な内容が多くなるので、古典文学でも十分得るものは大きいと思う。
【追記】
ハインラインなどの60年代アメリカSF作家を諸手を挙げて「読んでます!」と言う人間は信用しない。僕はリベラルなので。