日本企業の対外直接投資の流れは止まらない
東洋経済オンライン
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昨今の円相場がリスクオフイベントにもかかわらず騰勢を強めない最大の理由が日本企業による円の売り切りにあるのではないかと考えております。そのあたりを議論してみました。「六重苦」は緩和されたとはいえ、まだまだ日本企業が海外企業買収を通して、「市場や時間を買う」動機は強いように思えます。
対外直接投資;
①投資先国に新たに単独法人や合併法人、子会社等を設立する形態(グリーンフィールド投資)
②投資先の国の企業を買収したり、株式取得・交換を通じた提携を行うもの(M&A投資)
→過去20年のトレンドを牽引したのは『クロスボーダーM&A』
人口が減少→市場縮小→外国に投資をして「市場を買う」or海外企業を買収することで「時間を買う」
質の高い外国人労働者を日本で確保するのは高コスト