武勇伝じゃなくていい。知りたいのは「あなたの本音」
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本当にそのとおりだなあと思います。同時に、これを聴いた学生はただ本音を出せばいいというワケでもないのだとも思いました。
というのも、周囲の就職活動の経験と照らし合わせてみても、①インタビュアーも本音で臨んでいること、②自身の本音を本気で考え抜いていること、の二点が満たされていなければ本音のキャッチボールにならないからです。
①はアンコントローラブルなのですが、②に関しては自身の感性とどれだけ向き合えるかの体力勝負。これから就活を本格化される皆さんにはぜひ向き合い切ってほしいと思います。
注目のコメント
私が今、最終面接で聞く質問は、面接を受けに来てくれている学生さんによってバラバラです。
「こういうケース、あなただったらどうする？」とか「もし過去に戻れるならどういう決断をしますか？」など、その人らしさが出る質問を深掘りしていきます。面接時間の半分以上、雑談することもあります。
いずれにしても、あらかじめ質問を想定して用意してきた答えには、その人らしさが出ていないことが多いです。こういう質問をしておけば大丈夫だろう、こういうふうに答えておけば大丈夫だろうという、〝型〟通りの面接スタイルから、企業側も学生側も脱却する必要があると思います。不馴れなモデレーターでしたが、本音を引き出すのはもちろん、登壇者皆が和気あいあいと話す雰囲気をつくって、学生さんに少しでも人事は敵でなく一緒にキャリアを考えてくれるパートナーなんだよというのが伝わればと思って話してきました。
次回は占部さんのセッションも勉強になりそうなので、学生さんはぜひ！ちょうど昨日居酒屋でLINEの他部署の方々と飲んでた時、面接で何を聞くか？何で判断してるか？の話をしてました。
結構人によって、どうやって考えを聞き出すか？のプロセスや質問事項は違って、面白かったです。
私の場合は、ピカピカに準備されたストーリー（武勇伝もあるが失敗談も含めたもの。企業への動機にもうまく繋がってるので納得感はあるが、準備されたもの）を、短い面接時間で早く掘り下げて崩していく為の質問を心がけています。難しいですがw
あとは本人が主張するトピックとかけ離れた話題で質問をして掘り下げれば、それも早い段階での参考になる気がします。
そして最終的にはこちらが知って判断ということではなくて、お互いをわかる努力をした上で、事業内容やカルチャーとの相性見極めだと思います。
なので面接側も最大限分かりやすく自分たちのコアなバリューを伝えることが大事だと思います。
