【古坂×西野】ウケるコンテンツは「本能」に根ざしている
2019/2/13
*前編はこちら
PPAPの緻密な計算
古坂 そういうことを細かく考えているから、西野くんは世の中に必要とされるのかもね。僕も実は、曲を作るときにはすごく細かく考えるの。
西野 その話、聞きたい!
古坂 まず、何に着目してもらうかをすごく考える。例えば言葉で笑わせる正統派の漫才をするときに、変な服を着ていると気が散るじゃない。
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古坂さんの「ピコ太郎のつくりかた」はヒットの法則に見えますが、その根底には愛が流れてます。実際、自分でほんをつくっていてわかりますが、ヒットはテクニックでは生まれません。チーム全員、関わってくれる人みんなに熱狂が伝播して、外側に溢れ出したときに売れます。そこに人と人との愛がないと熱狂は繋がっていかないです。最終的には愛なんだ、ってのはある意味真理だと思います。
本を読んだ後に、Youtubeでピコ太郎を見ると、音楽が味わい深く聞こえます。
「ある時ふと気づいたんです。たたかれている間は競合が生まれないと」
たたかれることは必ずしも悪いことではない。
それが可視化される楽しい時代になりました。
執筆担当しました。
本日は対談の後編です。エンタメを追求する上で「本能」に根ざすことがいかに重要か、お二人の言葉からご理解いただけるのではないでしょうか。
特に、古坂さんの子どもが産まれてからの変化が印象深いです。勝つ人生から愛の人生へ、子どもが産まれてからの変化は男性の方が大きいのかもしれません。
目に見えるものばかり追うのではなく、目に見えないものの存在も信じる。エンタメだけでなく、私たちが活動するビジネスシーンも同じではないでしょうか。
後編もぜひお楽しみください。
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