イノベーションが生まれる生態系の育み方
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注目のコメント
「デザイン思考というのは、究極的には、創造的な組織にいかになっていくか、という方法論」に、納得。
コレを少し斜めから解釈すると、「自分以外の人の感性で感じる」「自分以外の人の頭で考える」ということになるのではないかと思います。
自分の感性では「自分以上に感じる」ことはできないし、自分の頭では「自分以上に考える」ことはできません。
「自分以外」を受け入れることは自己否定ではなく、「新しい自分」を受け入れることであり、他人の感性や理論を発見し、それを楽しむことであるはずです。
イノベーションは、そのような文化を持つ組織によって生まれるのではないかと考えています。博報堂ブランド・イノベーションデザイン局でシニアクリエイティブディレクターを務める吉澤到氏に「イノベーション」「デザイン思考の誤解」「創造性を生み出す組織」などについてお話を伺いました。
未来のイノベーションを起こす組織とはどういうものなのか、記事後半で早稲田大学の入山章栄先生にコメントも頂戴しています。
博報堂のフィロソフィーである「生活者発想」。
「世の中にどう貢献していくか」
という本質的な問い。
編集者の自分にとっても、編集という資格制度もなく広義な仕事で世の中にどう貢献していくか?は永遠に向き合い続けていく問いであります。
だからこそ生活者発想というワードには共感しますし、クリエイティブという観点からも、これからも博報堂をウォッチしていきたいと思います。先日、女子中高生にオラクルの方よりデザイン思考のワークショップを二日間実施しました。
4ヶ月かけてアプリコンテスト世界大会に出場するために実施しました。
やはり彼女たちも難しいのは「課題発見」です。
なにか困ったことないの?と聞いても「眠たい」「お金がない」など表面的なことしか出てこないのです。
そこで、オラクルの方にデザイン思考のワークショップしてもらうと、よりインサイトを考えた課題発見の仕方を学びました。
デザイン思考の良し悪しはいいますが、課題を発見する力という意味では、体系的にできるので、女子中高生にとってはいい手法だなと思っています。