「一人称」で挑む銀行変革コンサルティング
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注目のコメント
激変期に入った銀行をどのように変えていくか。銀行コンサル一筋25年、宮良さんの変革論です。これだけの長いキャリアをずっと黒子として支援役に回っているのはなぜか。
「外からだからこそ変えられることがある」。それが宮良さんのプライドであり、ファームの存在意義であるように感じるインタビューでした。銀行という特有の商慣習やカルチャーがあり、大きな変化を求められている今、ファームの活躍するフィールドは大きいのかもしれません。──アクセンチュアが求める人、銀行を通じて地域、さらには日本を変えられるコンサルタントの特徴を教えてください。
熱意がある人、想いがある人でしょうか。
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まさにその通りだと思います。
この記事に挙げられている事例全てに携わって来ましたが、デジタルの裏側にはかなり泥臭い地道な試行錯誤が必要でした。結局、一歩一歩、泥臭い課題を解決して実行した、クライアント担当の方々と、現場コンサルタント・エンジニアの努力の結果、と思います。
決してスマートではないですが、熱意のある、想いのある、コンサルタント志望、エンジニア志望の人にとっては、こんなやりがいがあるところはないと思っています。今どきの銀行トップはやばいと思ってるし、もうトップだから、行内政治に関わることもないので、最後に一花咲かせる意味で、変革に手をつけるのに抵抗も少ないかもしれない。
若いやつは、終身雇用とも思ってないから変革したほうが自分にとって良いなら乗ってくる。
50歳以上は、もうそろそろ逃げ切ったので、どっかに出されるんだろうなって思いつつ、もはや銀行の改革があろうがなかろうが、どうでもいい。
となると30〜40代のミドルマネジメントが厄介。変革されたら割食いそうなポジション。