米朝首脳の２月再会談、ベトナムでの開催を計画－関係者

（ブルームバーグ）： トランプ米大統領と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長による２回目の首脳会談をベトナムで開催することを政府当局者は計画している。事情に詳しい複数の関係者が述べた。

ホワイトハウスは18日、２回目の首脳会談が２月下旬に行われると発表した。金委員長の側近の１人である金英哲党副委員長が訪米し、18日にトランプ氏と１時間半にわたって会談した後に開催時期が明らかにされた。金英哲氏は同日、ポンペオ米国務長官とも協議した。

首脳会談の場所は首都ハノイとなる可能性が高いが、2017年のアジア太平洋経済協力会議（ＡＰＥＣ）開催地であるダナンのほか、ホーチミンの名前も挙がっている。

トランプ大統領は20日、「最高レベルの代表者らと今週素晴らしい会合を持った。２月末に金委員長に会うのを楽しみしている」とツイートした。

原題：Trump-Kim February Summit Expected to Take Place in Vietnam (2)（抜粋）

(最終段落にトランプ大統領の発言を追加して更新します.)

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コメント

選択しているユーザー

• 田原 総一朗

  ジャーナリスト

  ・2019年01月21日

  2度目の米朝首脳会談が2月中に行われると決まったようだ。
  問題は内容だ。トランプ大統領が金正恩にどこまで非核化を迫るのか。金正恩がどんな覚悟を示すのか。本音では非核化したくないはずだからである。

注目のコメント

• 福田 峰之

  元衆議院議員・多摩大学ルール形成戦略研究所客員教授

  ・2019年01月21日

  米朝首脳会議がベトナムで開催する可能性があるとの事。それならハノイ、ダナン、ホーチミンどの街になるのだろうか、世界中に注目される街になる。オリンピックと異なり、厳戒態勢は短時間、国民生活に与える影響も短時間。その上世界に街の様子が発信される。僕はダナンをお勧めする。
• 塩崎 悠輝

  静岡県立大学国際関係学部 准教授

  ・2019年01月21日

  北朝鮮とベトナムには共通点があります。まず何といっても、両国とも20世紀後半に米国と戦争しました。近年のベトナムは、一党独裁を維持したまま順調な経済成長を続けています。ベトナムは、中国に依存しているわけでもなく、しかし敵対もしておらず、米国との関係改善を続けています。
  　北朝鮮にとっては、ベトナムは最もモデルとするのにふさわしい国でしょう。実際、昨年は北朝鮮からの代表団がベトナムに滞在して、ベトナム政府から情報を得ようとしていました。北朝鮮がベトナムをモデルとすることは、米国にとって問題が少なく、米国政府が後押ししているふしもあります。
  
  https://www.channelnewsasia.com/news/asia/vietnam-kim-jong-un-donald-trump-second-summit-danang-11134792
• 神保 謙

  慶應義塾大学 教授

  ・2019年01月21日

  この段階なので、勝手な予想→
  開催地：ベトナム・ハノイ
  会談場所：ソフィテル ・メトロポール
  米側宿泊先：マリオットもしくはシェラトン
  北朝鮮側宿泊先：ロッテもしくはデウ（韓国政府が一部負担）
  番外編：ハロン湾でテタテ会合