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「西から昇ったおひさま」見えるのだ 中3の計算が表彰

朝日新聞デジタル
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コメント


注目のコメント

  • 国内航空会社 気象予報士

    これは発想に脱帽というところでしょう。電波でいうところの「見通し線」の問題に相当します。例えば太平洋に小舟で漕ぎ出して、船の上から水平線を眺めてもせいぜい4,5kmしか見通せません(それより遠いものが水平線の下に行ってしまうため)。だから蜃気楼が発生するとわかりやすいのですがそれは別の話。
    ところが観測者自身が高いところに行けば、いきなり見通せる距離は大きくなります。スカイツリーがあれだけ高いのは、関東一円に放送電波を確実に配信するための高さであるということもできます。

    地形を考えなくても良ければこの手の計算はそこまで難しくありませんが、現実にはスカイツリーでは関東の西にある山地や都心の建物が太陽の陰を作り、それに入ってしまうことによって日没となることがほとんどであると想像できます。地上付近は上空に比べてもっとも日没が早いでしょう。ただしエレベーターが西に向けて開けていないため、西から昇る太陽は見られそうにありません。展望台についたら、まだ夕陽がさしていたという状況なら実現できます。

    なお飛行機で西に飛行した場合についてですが、「高緯度地方であれば西から太陽が昇る場面を見ることは可能」が答えとなります。飛行機は西に向かう場合にはジェット気流に逆らうことになりますのでざっくり時速は900km前後となっています。ところが地球は24時間で一周しますから、赤道付近で考えると1周40000kmとして時速1700km近くなりジェット戦闘機はともかく旅客機では追いつけません。しかし高緯度地方は1周の長さが短いため例えば北緯60度ではおよそ2万kmとなります。これを時速にすると833kmとなり、旅客機でも十分戦える?スピードとなります。ただし、飛行機が太陽を追いかけていくわけですから、コクピットでないと西から太陽が昇る様は見られません。


  • 大学 助教・材料/物性物理

    面白いですね。一度沈んだ太陽をエレベーターで昇ることで再度浮上しているように見える錯覚の《西から昇ったおひさま》ですが、相対的な差異でしかないので錯覚でもないかもしれませんね。発想から計算、インパクトまで全て◎ 秒速2m以上の速度(地上から350mの高さに対して160秒の差があることから)で昇ったときに太陽が昇っているように見える感じですかね。

    思うに、飛行機でヨーロッパの方に(西に)移動するときも西から太陽が昇る現象は確認できるのでは?

    追記
    確かに同じ高度だと自転よりも早い速度が必要ですね。 ロケットとかで観察したらもっとすごい画が取れそう。

    谷村さまのコメントが素晴らしいのでぜひご参照を。


  • Chemical Manufacturer Chief Researcher

    笑っちゃいました。自分が上がるんかい!!
    と突っ込みつつ、自分の興味のあることについて「実際に計算して、納得する」というのはセンスを磨く上で大切なことです。
    まだ中学生みたいですが三角関数も活用していて中々本格的です。いいなあ、この少年。
    将来はぜひ弊社に。 ←いつもこれ言ってる


    検算してませんが、感覚的に納得のいく結論です。
    特に、「沈みきってから110.8秒以内」というあたりは、そんなに猶予がないのかと思われるかもしれませんが、夕焼けを撮ってみると実感としてよく分かります。太陽が水平線に触れてから沈み切るまでは数分程度で、とても速いのです。さらに、半分隠れてから沈み切るまでは数十秒程度で、この姿を撮りたいと思ったらもうカメラの設定をいじっている余裕は全くないくらい速いのです。

    動画で見たら面白そう。
    日立さんのエレベーター試験棟とかで検証してくれないかな(笑)


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