心臓ペースメーカー1100台余に停止のおそれ

コメント

注目のコメント

• 高麗 謙吾

  総合内科専門医・循環器専門医 医長

  ・2019年01月19日

  ペースメーカーは年間60000台が移植されており、メドトロニックは国内・世界で見てもトップシェアを誇るメーカーです。
  少なくとも国内では上位機種がある中で下位機種を入れる理由が少ないため1000台程度ですんでいるようです。
  
  使用前のものは回収、移植済みのものはソフトウェアのアップデートで対応、それまではモードの変更などで様子を見ていきます。抜去・入れ替えという方法はまずとられないのではないかと思いますが、、、選択肢ではあります。
  
  ペースメーカーは全例で特定医療機器登録制度に基づいて管理されてますので、該当機器が移植されている方も全て把握できている状況です。
  海外で4件のペーシング停止があったようですが、死亡例は出ていません。
  
  昨年はボストンのペースメーカーでclass1の自主回収があり、もっと数は多いものでした。あってはならないものであるものの毎年のようにある事象ではあります。
  適切に対応していただきますよう、お願いします。
• Takashi Nakafuji

  デス・カフェ@東京主催

  ・2019年01月19日

  患者さん、関係する方々に正しい情報が迅速に伝わって欲しいですね
  
  該当製品を使われていなくても、不安に感じられている方がいらっしゃると思います
  
  こうした時に、高麗謙吾さんのように、お医者さまから情報を発信していただけるのは本当に嬉しいです。NPに参加していて良かったなと思います
• 齊藤 吉紀

  関東の病院 30代になってしまった若手医師

  ・2019年01月19日

  ペースメーカーの患者にとっては、かなり不安でしょう。
  不具合が0というのはなかなか厳しいでしょうが、特に心臓のこととなると命と直結する恐れがあり、より正確な機械が必要となります。
  ソフトウェアのアップデートと解消するのであれば、それに越したことはないですが。