NY株、1カ月ぶり高値 金融主導で141ドル高
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ダウ+0.58%、S&P500+0.22%、NASDAQ+0.15%。
記事にあるように金融の決算で上昇。業種別にも金融+2.20%で1業種だけ大きく上げている。次に強いのは不動産+0.55%、あとはマイナスは生活必需品-0.54%、通信サービス-0.40%、消費財-0.16%と大きな下げが少ない。
10年債利回りは2.72％とわずかに上昇、ドル円は円安に0.5円ほど動いており109.0円を超えてきた。日経平均先物は50円ほど高くなっている。
個別ではGS+9.54%、BoA+7.16%、KKR+5.45%、MS+3.75%など金融相場。ただ既に決算発表していて市場予想を下回っていたJPM+0.81%と個別の決算を確認しながらの選別。マイナスではFord-6.22%、あとNordstrom-4.76%、Dollar Tree-2.18%、Macy's-2.00%の小売系やAMD-3.19%、Broadcom-1.87%、KLA-1.69%など半導体系。
アフターマーケットで破綻濃厚なPG&Eが+5.69%と上がっているのは気になっている（ちょっとググってみたが、特にニュースフローは見当たらない）。今週から米金融大手の決算発表が始まり、市場期待の低い中での決算好調となり金融株が上昇、その結果NY株を大きく押し上げたとみられます。
第4四半期はそこまで決算は良くないかと予想していましてが、一般的な銀行の役割として金利上昇の影響や貸出金増加により市場予想を大きく上回る増収増益決算を発表したようです。
出だしのスタートを上手く切れたことから、逆に決算発表シーズンを長期的にみた際に後半は落ち込んでくる可能性もありますね。
またこれを受けて、日経平均も本日上昇スタートとなっています。おそらく米株高を受けての円安ドル高から、輸出企業が買われた格好かと思います。
