大谷翔平・元コーチが説く「教えない」理由
東洋経済オンライン
387Picks
コメント
注目のコメント
とても勉強になりました。
ビジネスにおいても同じことが言えますね。
人に何かを教える立場に立つということは、当たり前ですが、責任が伴います。
コーチングの型は何通りもありますが、相手を混乱させるだけのアドバイスをしている人や、自分のやり方を押し付ける人、相手から考える機会を奪い指示だけ出す人などはまずそのやり方に疑問を持つことが大事な気がします。意外と自分のやり方が正しい、そうやって自分も成長してきたんだからと、信じて疑わない人が多いかもしれません。野村克也は「気づかせ屋」と言ったし、僕の出会ってきた指導者も教えない人が多いです。最近は僕も指導側に入ることがあるのですが、指導者って編集者だなって思っています。
珠玉の記事。
人を指導するというのは奥深い世界であり、得意な人と苦手な人がいても不思議じゃない。往々にしてスーパープレイヤーは人を育てるのが苦手。自分の感覚を言語化することに長けていないので再現性に欠ける。反対に、プレイヤーとしては二流だった人の方が、出来ない人の気持ちが分かるので、指導者には向いている。
・師弟関係のような指導は、指導者のミニチュアを生産するだけでその人本来の能力が開花しない
・自分と相手が持っている経験や感覚が同じではない
・指導者の何気ない「余計な一言」が相手の精神状態をかき乱す
・相手によって言うべきこと、言うべきタイミングは違う
・アドバイスをしても、相手がそれを出来るとは限らないので、時にアドバイスが邪魔になる