ローラの「辺野古署名呼びかけ」に波紋 大王製紙前会長・井川氏「スポンサーからしたら大迷惑」
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芸能人の政治発言は言論の自由や社会の成熟度の問題じゃなく、その人のビジネスモデルの問題。CMやテレビ番組出演に依存してるとやるべきではないと思う。やると自分にとってもクライアントにとっても不利益が大きすぎる。
ミュージシャンが比較的自由なのは直接ファンから収益を得ているから。ゲスの絵音くんとベッキーのダメージをみても分かるように。テイラーやガガが自由に発言できるのもここ。西野さんもサロンなどで直接ファンから収益を得ているから自由に発言ができる。
ローラも自由に発言をしていきたければ、今のCMに頼るビジネスモデルから、ファンから直接収益を上げるモデルに変えれば良い。サブスクリプションやプライベートブランドをベースにして、広告は自分の思想をより明確に出した上で、それでもokというブランドだけ受ける。そうすれは何の問題もない。
今まではテレビという公共電波でしか仕事できなかった芸能人のビジネスモデルは、これからの時代大きく変わってくる。時代の変化を感じ取っていち早く行動した人が大きな果実を得ていく個人的には芸能人でも政治的な発言をするのは問題だとは思いません。しかし海外のセレブはスポンサー依存度が低いという環境の部分も考えてみる必要はあると思います。
レディーガガやU2のボノなどのミュージシャンはファンの個人課金モデルの典型ですし、俳優も映画という個人課金がビジネスの中心にあります。スポーツ選手は結果としてスポンサー収入の方が多くなることも良くありますがそれを支えるのは分かりやすい「結果」です。
日本の芸能人の多くはテレビとCM出演というスポンサーモデルの依存度が高い。この場合、ビジネス上の戦略は熱狂的なファンを持つより、嫌われないことが正解になってしまいます。実際日本でも個人課金モデルのミュージシャンは比較的昔から政治的な発言をしてましたし(忌野清志郎さんのタイマーズとか)。
キンコンの西野さんもオリラジの中田さんもテレビではなく個人課金にシフトしてから発言の自由度が増しています。ローラさんは好感度が高いタレントですが、これはローラさんのためなら何十万使ってもいいファンが沢山いるということではなく限りなく嫌いな人が少ないという意味でしょうから、確かに物議をかもすのでしょう。
個人的には「好感度の中心で政治を叫ぶ」のは、日本人の感覚をアップデートしてくれるのではないかと密かに期待しています。