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予防医療は人生のリターンを高めるのか?
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幼稚園、保育園は実質的に無償になる。これを機に、3歳を迎えた家庭については、市町村が幼稚園か保育園に通うことを強く促すべきだと私は考えている。

そのことが、潜在的な虐待にも目を向けることにもつながる。

結愛ちゃんが亡くなったのは5歳。彼女は幼稚園にも保育園にも通わせてもらえず、社会的にも家庭の中でも孤立していた。3歳までは、母子保健法で健診が義務付けられているため、自治体が子どもの状況を把握することができる。また、義務教育となる就学前には、自治体が子どもの状況を把握することができる。

問題はその間の3年間だ。

3歳から5歳児の中で、幼稚園にも保育園にも通っていない子どもの数は約20万人。おそらく、ほとんどの方はその存在に気が付いていないのではないだろうか。

実は、行政もこれまで、こうした子どもの実情を把握していなかったのだ。私の提案で、7月に全国の自治体に通達がだされ、12月5日までに調査が実施された。政府の実態把握はこれからだ。

児童相談所がケースとして関与する3歳から5歳の子どもの中で、幼稚園にも保育園にも通っていない割合は2割から3割とのこと。これは相当に高い。20万人の中には、無認可保育所や病院にいる子どもも含まれるが、虐待が潜んでいる可能性が高い。

幼稚園の先生や保育園の保育士と話すと、子どもが虐待されていれば、ほぼ分かるという。すべての子どもが幼稚園か保育園に通うことができれば、通報の迅速化や虐待の予防につながるだろう。

今の時代に、幼児期の教育の機会を与られていない子どもが20万人もいること自体、見過ごすことができないと思う。人生の出発点ぐらいは、平等が確保されて然るべきだ。

児童虐待への対応は緊急課題だ。詳しくはこちらで。

https://webronza.asahi.com/politics/articles/2018122500010.html
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これまで、日本は未就学児と高等教育に公的予算を投じて来なかった。OECD加盟国の平均以下。本施策で拡充されれば。
コレをやるなら、当然待機児童はゼロになるんですよね?

そうじゃなきゃ、保育園入れなかった方々との格差は広がるばかりですよ。

〈追記〉
細野PROがコメントされてる件については概ね同意ですが、それならば小学校上がる前の幼児は、親の職や収入に関係なく全員保育園又は幼稚園に預けるべきでは?
義務教育のように。

そうなってないのはなぜなんでしょうか?
なんか中途半端に稼いでる世帯はしんどいなぁ・・・
低所得家庭の子供に教育を受ける機会を与えるというのはとても大事なんだけど、
ちょうど恩恵を受けるギリギリラインの人は、所得を増やそうとしないのではないだろうか?
よく言う103万円の壁のように、稼がないことで受けられる恩恵が多いことが経済活動を束縛している側面にも目を向けて、所得自体を上げる施策を進めてほしい。
幼児保育の無償化は来年の10月からスタートするとのこと。
5歳まで。何かと手がかかる時期でお金の面もそうですが、家事育児が大変な時期でもあります。

また、小学校から大学まででも子供さんがいらっしゃる家庭でも金銭面で苦労されているところはあると思います。一律の無料化だでなく、そういった家庭が少しでも少なくなるような制度も引き続き充実していってほしいなと思います。
未だにスッキリしない政策です。幼稚園の無償化の前に、保育園拡充対策をしっかりするのが、合理的。ちなみに、幼稚園がただになっても、働く親には関係ありません。
基本的に子育て世代に手厚い政策には賛成ですが、我が家はちょうど来年から小学生なので外れる。残念。
子どもの年齢が低いほど親も当然若い世代となり、所得も低いことは容易に推察できる。
したがって、教育無償化の順番は、0〜2歳児からと考えるのがいいのではとも思う。

ただ、たとえ3〜5歳からであったとしても正式決定になったのは大きな前進である。

問題はこれがすぐに少子化対策へとつながるか?
まだまだ日本人の働き方は“時間=報酬”の考え方から脱却できていない。
働き方改革における副業解禁もほとんどの場合が、不足している収入を補う発想となっており、時間を売る感覚から抜け切れていない人が多い。
「残業が減ると収入が減る」という声が根強い以上、少子化対策として捉えるのは、ちょっと違うかなとも思います。

西田 敏教さんもコメントされている「無償化も保育の向上も待機児童解消も同時並行に実現」に加えて、所得に対する価値観の改革にも取り組んでもらいたい。
もっとも価値観を変えるのは国民一人ひとりの責任ではあると思うが。
子育てが負担に感じない環境へ。これで終わりではなく、第一歩として次なる施策に繋がっていって欲しいですね。
ただし財源は増税分。現役世代への投資だけに、消費増税キャンセルされたら、見送りとならないようにすべき。